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私が行政書士になろうとしたきっかけは私自身の失敗にあります。

遡ること10年前、まだ法律のことや社会のことも知らない二十代前半のころ。
当時勤めていた会社の同僚と「会社を立ち上げよう!」という話になりました。

私と友人3人で会社を立ち上げる、よって出資金を持ち寄ろうという話になったのです。
当時貯金もなく、浅い考えで私は消費者金融でその出資金を借りてしまいまいた。
若さもあって会社を立ち上げるということで舞い上がっていたのです。

最初の落とし穴

会社を立ち上げたものの、実績もない素人が始めた事業。
そんな簡単にうまく行くはずありませんでした。

結果として短期で解散しようという話になりました。
預けていた出資金についてはまだ残っていたので「勉強代」だと思い、返してもらうことになったとき、仲間のうちの一人がその残ったお金をすべて持って行方をくらましたのです。

そのお金がないと借り入れを返せない私は必死になって逃げた仲間を探しました。
しかし見つからない、ただ返済の期日は迫る。

結果として持ち逃げした仲間は見つからず、当然会社も辞めていた為に収入も無いのに返済だけが残るという状況になってしまったのです。

救いの天使か!?

その後私はまた別の仕事を続けながら、どうにか今の借り入れを返そうと返済を続けていました。
そんなとき、ある友人からこんな誘いがあったのです。
「なあ、いっしょに飲食店をやらないか?」

その友人は飲食店の経営したことがない、しかし当時彼が付き合っていた彼女が元飲食業界の人間で運営のノウハウは分かっているということでした。

しかし小さな店をするにも、最初にお金が掛かります。
結局話だけが持ち上がったものの、資金の問題で話が進まない。
そんなとき、友人の彼女からこんな提案があったのです。

「私、お金だしてもいいよ」

まさかの裏切り

「私、お金出してもいいよ」

この言葉は願ってもない話でした。これで開店資金のめどが立つのです。

しかし、ここで彼女からある提案がありました。

「私はブラック(信用情報に傷がついている)ので今はお金を借りれない、でもそのブラックさえ消せればすぐにお金用意する」と言うのです。
そして「彼の夢にも協力したい!」
「実はそのブラックの情報を直せる人がいて、今お願いしている」
「最後の詰めのところでお金があと少しいる。」
「だから借用書も書くし、すぐに返せるからお金を貸して欲しい」と。

私は「ほんとにそんなことが出来るのか?」と一瞬疑ったのだが、友人の彼女ということで信用し、なけなしのお金を彼女に預けたのです。

「これで大丈夫、任せておいて」といって彼女はお金を受け取って出ていきました。

そして、彼女の姿を見たのは、これが最後となりました。

「ブラック情報を消す話は嘘」

彼女は私のお金を受け取って逃げたのでした。

失ったことで学んだこと、そして決意

私と友人は逃げた彼女を追いかけました。
実家まで追い詰めたものの、借用書を突きつけたところで素人が作った不備だらけの借用書ではなんの効力も無かったのです。

結局私の手元に残ったのは、借金だけでした。
しかし、私は失ったことで大きな事を学び、決意しました。

日常生活のなかでも法律的な最低限の知識は必要なのだと身に染みて学びました。

そして、自分と同じような目に合う人を増やしてはいけない!との決意が生まれたのです。

それから数年たった2009年。

私は仕事をしながら機会をうかがい行政書士試験を受けることを決意しました。
結果平成21年度、合格率9.05%の行政書士試験に合格し、独立開業したのです。

こうした自分の過去の失敗をさらすことは、行政書士として頼りないと思われるかもしれません。
しかしこうした私自身の経験があればこと相談者の痛みも分かるのだと思います。

こうした私は自身の経験も生かしながら、「痛みの分かるよき相談者」として精一杯力になれるようがんばります。

行政書士松見有祐プロフィールはコチラ

お問い合わせはお電話で078-412-1241まで。

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