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離婚理由「親の介護を拒む妻」

結婚当初から親の介護が必要だった場合はそれを承知で結婚したので
特に問題はありません。

けれども、途中から事情が変わり、突然、妻に親の介護を頼んだ場合、
すんなりと受け入れてくれるケースは少ないかもしれません。

仕事を持っていたり、育児や家事だけで精一杯という場合には
妻が同居を拒むこともあるでしょう。

その場合、親の介護を拒む妻と離婚することが可能なのでしょうか。

実は、高齢化社会が進み、介護が社会的に抱える問題である今日では
親の介護が原因の離婚が増加の傾向にあるのは事実です。

特にそのような離婚を「介護離婚」とよんでいます。

親の介護に非協力的な場合、それが離婚原因になることもありますが、
介護の度合いやどこまで協力するのかというところは微妙です。

まして妻には育児や仕事がある場合、それを辞めさせてまで
介護を強要することはできません。

ただし、協力の一切を拒んだ場合は、離婚原因になり得ますが、
介護はできないけれど、ホームヘルパーや介護施設利用の費用を
妻が負担するという場合は離婚原因にはならないのです。

逆に妻に仕事を辞めさせ、介護を強要しているにもかかわらず
何もしない夫という場合には、夫のほうに問題があります。

いずれにしても介護は深刻な問題ですので、
夫婦間での話し合いを十分行い、よりよい選択が求められます。

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